当時のカメラはどんなもの？

こんにちは

猫好き父さんです

いい写真が撮れてますねえ

カメラも良いカメラなのでしょう

スーツも立派なものを着てるし

良い人柄で

結婚相手としては申し分がないと

一般的には思いますよねえ

画像は公式からの引用です

あらすじ

嵩（北村匠海）のもとに千尋（中沢元紀）から手紙が届く。豪（細田佳央太）が戦死したこと、そして、のぶに縁談が来ていることが書かれた手紙を読んだ嵩は…。そんな中、朝田家に次郎（中島歩）が訪ねてくる。

出演

【出演】今田美桜，北村匠海，江口のりこ，河合優実，原菜乃華，高橋文哉，中沢元紀，中島歩，浅田美代子，山寺宏一，吉田鋼太郎，阿部サダヲ，藤本健翔，瀬口直助，木村日鞠

【作】中園ミホ

昭和13年（1938年）当時に販売されていたカメラについてですね。この時代は、カメラ技術が大きく発展し、多様な機種が登場した興味深い時期です。

どのような種類のカメラが主流だったのか、主なメーカーや特徴、そして当時の価格帯や入手難易度なども含めて調べてみましょう。

昭和13年（1938年）は、カメラ技術が大きく進化し、特に35mmフィルムカメラと二眼レフカメラが主流になりつつあった時代です。日本でも海外の技術を模倣しつつ、独自のカメラ開発が進められていました。

1. 主流だったカメラの種類と特徴

この時期は、大きく分けて以下の種類のカメラが人気でした。

a. 35mmレンジファインダーカメラ（ライカ型カメラ）

特徴: 35mmフィルムを使用し、小型で機動性に優れていました。特にドイツの**ライカ（Leica）とコンタックス（Contax）**が世界のトップブランドでした。
技術: 距離計連動式でピント合わせが正確になり、高速シャッター（1/1000秒など）を搭載したモデルも登場していました。交換レンズシステムも確立され、多様な撮影に対応できるようになっていました。
日本での状況: 日本では、これらのドイツ製高級カメラが非常に高価だったため、多くのメーカーがライカやコンタックスを模倣したカメラを製造し始めていました。
- キヤノン（当時の精機光学工業）: 1937年（昭和12年）に法人化し、1938年には「ハンザキヤノン」を発売。これは初の国産35mm距離計連動フォーカルプレーンシャッターカメラとして注目されました。ただし、ライカの特許を回避するため、距離計とビューファインダーが別々に配置されるなど、特徴的な設計でした。当時の生産力は月に10台程度と手作業に頼る部分が大きかったようです。
- レオタックス: 1938年に設立されたメーカーで、主にライカのコピーカメラを製造していました。

b. 二眼レフカメラ（TLR: Twin Lens Reflex）

特徴: 上部にファインダー用のレンズ、下部に撮影用のレンズという2つのレンズを持つカメラです。ウエストレベルファインダーで上から覗き込む形で構えるのが特徴で、被写体を等倍に近い大きさで確認できました。
フィルム: 主にブローニーフィルム（120フィルム）を使用し、比較的大きな判型（6x6cmなど）で撮影できるため、高い画質が得られました。
代表機種: ドイツの**ローライフレックス（Rolleiflex）**が世界的に有名で、非常に人気がありました。
日本での状況: 日本でもローライフレックスを模倣した二眼レフカメラが多数製造されていました。

c. フォールディングカメラ（折りたたみカメラ）

特徴: カメラ本体を折りたたむことでコンパクトになり、携帯性に優れていました。フィルムはロールフィルムを使用し、蛇腹式のレンズが特徴です。
フィルム: 120フィルムや、より小型の127フィルム（ベスト判）を使用するものが主流でした。
利便性: 比較的安価で、一般層にも普及していました。

d. 超小型カメラ

特徴: 9.5mmフィルムなどを使用する極めて小型のカメラも登場していました。
代表機種: 1938年にラトビアのジャガー・ルクルト（スイスの時計メーカー）が製造・販売した「ミノックス（Minox）」が有名です。非常にコンパクトでありながら、最速1/1000秒のシャッターを備えていました。

2. 当時の技術とトレンド

レンジファインダーの普及: ピント合わせの精度が高まるレンジファインダーが高級機に搭載され、スナップ撮影の可能性が広がりました。
シャッタースピードの高速化: 1/1000秒といった高速シャッターが登場し、動きのある被写体の撮影も可能になりました。
レンズ技術の進歩: 大口径レンズや広角レンズなども開発が進み、写真表現の幅が広がりました。
カラーフィルムの登場: 1935年にはコダックが「コダクローム（Kodachrome）」というカラーリバーサルフィルムを発売し、カラー写真の可能性が広がり始めていました。ただし、まだ一般的ではなく、プロやハイアマチュア向けの高級品でした。

3. 主な日本のメーカー

この時期、日本のカメラメーカーは技術力向上に努め、様々なカメラを製造していました。

精機光学工業（後のキヤノン）: 前述の通り、「ハンザキヤノン」で35mmレンジファインダーカメラ市場に参入。
コニカ（当時の小西六写真工業）: 以前から幅広い種類のカメラを手掛けており、この時代も普及型のカメラを製造していました。
理研光学工業（後のリコー）: 1938年に社名を変更し、カメラ事業にも注力し始めていました。
梅本製作所: 1938年に127フィルムを使うレンズ交換式一眼レフ「ベビースーパーフレックス」を発売するなど、意欲的な試みも行っていました。
アース光学: 「グッチー」というカメラを製造していました。

4. 価格帯と入手難易度

高級機（ライカなど）: 非常に高価で、当時の日本のサラリーマンの月給の何倍もするような、ごく一部の富裕層やプロの写真家しか手に入れられないものでした。
国産機: 国産のコピー機や普及型カメラは、ドイツ製に比べて安価でしたが、それでも一般の庶民が気軽に買えるようなものではなく、高価な買い物でした。
入手難易度: 限られた生産数や輸入制限などにより、入手自体が困難なカメラも少なくありませんでした。

昭和13年（1938年）は、第二次世界大戦の影が忍び寄りつつある時期でもあり、物資の統制が始まる前の、比較的新しい技術が導入され始めた過渡期でした。この時代のカメラは、その後の日本のカメラ産業の発展の礎を築いた重要な時期の製品と言えるでしょう。

大型船の機関士の年収

昭和13年（1938年）当時の大型船の機関士の年収を具体的に知るための直接的なデータは、現在の公開情報からは見つけ出すことが困難です。しかし、当時の社会情勢、他の職種の給与水準、そして船員の給与体系の特性から、おおよその推測は可能です。

昭和13年（1938年）当時の社会情勢と物価の目安

大卒初任給: 昭和初期の大卒初任給は、おおよそ50円〜80円程度とされています（帝大工科卒で90円、帝大法科卒で80円など）。
「月給100円」: 当時のサラリーマンにとって「月給100円」は一つの目標やステータスであり、ある程度の高給取りとされる目安でした。
物価の目安（昭和12年小売価格）:
- 白米（10kg）: 2円50銭〜2円70銭程度
- ガソリン（1リットル）: 15銭
- ビール（大瓶1本）: 37銭
- 週刊誌: 15銭
貨幣価値の換算: 昭和初期の1円は、現在の約2,000円〜数千円に相当すると言われることが多いですが、物価や職種によって変動が大きく、単純な換算は難しいです。

船員の給与体系の特性（一般論）

船員の給与は、陸上職と異なり、航海中の拘束時間が長く、特殊な技能が求められるため、一般的に高めに設定される傾向があります。

等級制度: 機関士にも、一等機関士、二等機関士、三等機関士といった等級があり、役職によって給与は大きく異なりました。大型船であればあるほど、その責任と専門性が高く、給与も優遇されたと考えられます。
航海手当・各種手当: 基本給の他に、航海手当、危険手当、扶養手当など、様々な手当が支給されるのが一般的でした。特に外洋航路の大型船は、航海の期間や危険度に応じて手当が加算されたでしょう。
食費・住居費の会社負担: 船内では食事や居住スペースが提供されるため、その分の生活費は陸上職より浮くことになります。これは実質的な手取り額を増やす要素となります。
労働協約による最低賃金制: 昭和初期には船員について労働協約による最低賃金制が定められていました。これは、船員の給与が一定の水準を保たれていたことを示唆します。

大型船の機関士の年収の推測

これらの情報を総合すると、昭和13年当時の大型船の機関士の年収は、当時の大卒初任給を大きく上回り、一般的な「月給100円」を超える高水準であったと推測されます。

具体的な金額は難しいですが、例えば、当時の大卒初任給が月50円〜80円程度、一般サラリーマンが月100円程度だったと仮定すると、

三等機関士レベルで月100円〜150円（年1,200円〜1,800円）
上級の機関士（一等機関士など）であれば、月200円〜300円、あるいはそれ以上（年2,400円〜3,600円、あるいはそれ以上）

といった範囲であった可能性も考えられます。これはあくまで推測であり、所属する船会社（日本郵船、大阪商船などの大手か中小か）、船の種類（客船、貨物船など）、航路（国内、近海、遠洋）によって大きく異なったでしょう。

当時の船員は、専門的な技術を持ち、危険と隣り合わせの厳しい環境で働くため、社会的には高い地位とそれに見合った報酬を得ていた職種だったと言えます。

🏃‍♀️#きょうのあんぱん🖌

次郎が朝田家を訪ねてきました。
お見合いのときに撮ったのぶの写真に、感嘆の声をあげる朝田家の面々。

しかし、本当はお願いがあって来たと言う次郎。

🔻本当のお願いとは…？https://t.co/ZkEqN3x0XY #今田美桜 #中島歩 #朝ドラあんぱん pic.twitter.com/2f8Zlc3iKP
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) May 21, 2025