新聞社の戦争責任の方が重い📰【連続テレビ小説】あんぱん 第13週「サラバ 涙」(65)
新聞社の戦争責任の方が重い
こんにちは
猫好き父さんです
そもそも
新聞社が国民を間違った方へ
導くことに大きな役割を
果たしたのに
よく言えるなあ
お前たちの罪のほうが重いんだよ
あらすじ
闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない様子。諦めて帰ろうとするのぶに、東海林は入社試験を受けてみてはと提案する。
出演
【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,倉悠貴,野村万蔵,古河耕史,吉田鋼太郎,浅田美代子
【作】中園ミホ
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による民間人の逮捕
GHQは、日本の占領期間中、主に以下の理由に基づいて日本人の逮捕・拘束を行いました。
-
戦争犯罪人としての逮捕:
ポツダム宣言第10項には「吾等の俘虜を虐待せる者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重なる処罰加へらるべし」と明記されており、これに基づいて多くの戦争犯罪人がGHQによって逮捕され、裁判にかけられました。これには、軍人だけでなく、捕虜虐待に関わった民間人なども含まれる可能性がありました。A級戦犯とされた近衛文麿も、逮捕令状が出された後に自殺しています。
-
公職追放に関連する人物の逮捕・排除:
GHQは、日本の非軍事化と民主化を推進するため、「日本国民を欺き、世界征服に乗り出す過ちを犯させた者」を公職から永久に除去することを求めました(ポツダム宣言第6項)。この公職追放の対象となった人物の中には、戦争を推進した軍国主義者や超国家主義者、大政翼賛会などの重要人物、財閥の要職者などが含まれました。これらの人物は、逮捕・勾留された上で公職から排除されるケースがありました。例えば、内務大臣や警察幹部がGHQの指令で罷免され、内閣総辞職に追い込まれたケースもあります。
-
GHQの指令に違反した者:
GHQは占領政策を遂行するために様々な指令(SCAPIN)を発しており、これらの指令に違反した者も逮捕の対象となりました。例えば、民間人の移動制限や特定の物の取引禁止など、GHQが定めた規則に背いた場合です。
-
その他、占領目的の妨害とみなされた行為:
共産主義者や反占領的な活動を行う者など、GHQが占領目的の妨害とみなした人物も逮捕されることがありました。
このように、GHQは日本の軍国主義の排除と民主化の推進のため、軍人だけでなく、政治家、官僚、財界人、言論人、さらには一般市民に至るまで、様々な民間人を逮捕・拘束する権限を行使していました。これは、戦勝国による占領統治の一環として行われたものです。
GHQの指令による「教職追放」
終戦後、GHQの指令による「教職追放」によって、多くの教員が職を辞することになりました。
具体的な人数としては、約11万人の教育関係者が追放の対象となり、そのうち約7,000人が軍国主義的とみなされて教職を追放されたとされています。また、公職追放全体の対象者の中には、50万人もの教職員のうち12万人を公職追放したという資料もあります。
これは、GHQが日本の民主化を進める上で、軍国主義や国家主義的な教育を排除することを重視したためです。追放の基準は、侵略主義や好戦的国家主義を鼓吹した者、独裁主義やファシスト的全体主義を鼓吹した者、人種的理由で他人を迫害した者などが含まれました。
その後、占領政策の転換に伴い、1950年には「レッドパージ」と呼ばれる共産主義的とみなされた教職員約1,700人も追放されました。
これらの追放措置は、当時の教育現場に大きな混乱と不安をもたらしました。
新聞社の戦争責任
太平洋戦争における日本の新聞は、その報道姿勢において「戦争責任」を問われることがあります。これは主に、以下の点に集約されます。
-
プロパガンダへの加担:
- 政府や軍部が国策遂行のために行ったプロパガンダ(政治宣伝)に、新聞各社も深く関与しました。
- 「大本営発表」と呼ばれる戦況の公式発表は、戦況が悪化するにつれて誇張や捏造が繰り返されましたが、新聞はそれをそのまま報道し、国民に誤った情報を伝えました。例えば、ミッドウェー海戦での敗戦が隠蔽されたり、「玉砕」という言葉で全滅を美化したりする報道がありました。
- 新聞社自身も、戦争を推奨するような歌(例:「肉弾三勇士の歌」「アッツ島血戦勇士顕彰国民歌」など)を公募・掲載するなど、積極的に戦意高揚に協力しました。
-
検閲による言論統制:
- 戦時中、日本政府は「国防保安法」や「言論出版集会結社等臨時取締法」などを通じて厳しい検閲を行い、新聞の言論の自由を奪いました。
- 新聞は軍の掌握下に置かれ、用紙統制や報道一般に関する指導・取り締まりを受けました。大本営の許可したもの以外は掲載禁止とされ、不利な事項は掲載を禁じられました。
- これにより、新聞は真実を報道する機関としての役割を失い、政府や軍部のプロパガンダの道具と化しました。
-
自主的な迎合:
- 検閲や統制があったとはいえ、新聞社が政府や軍部の意向に自主的に迎合し、戦争を煽るような論調に転換した側面も指摘されています。
- 特に満州事変以降、新聞各社はスクープを狙って記者を戦地に送り込み、軍部もメディアに便宜を図る中で、政府・軍部と新聞が一体化する関係が築かれました。
これらのことから、当時の新聞は、国民に正確な情報を提供するというジャーナリズムの役割を十分に果たせず、むしろ戦争の遂行に協力し、国民の戦争熱を煽る役割を担ったという点で、その責任が問われることになります。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) June 26, 2025
面接試験で、過去に「愛国の鑑」として新聞記事に載ったことを指摘され…
「私が信じていた正義は間違っていました…」
🔻のぶは教師を辞めた理由を打ち明け…https://t.co/nJ7P71Cwed#今田美桜 #津田健次郎 #野村万蔵 #古河耕史#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/C4ZB59Ml3p
前回までのあんぱん
出た!ツダケン🍶【連続テレビ小説】あんぱん 第13週「サラバ 涙」(64)
鈴木奈穂子アナウンサー号泣する😢【連続テレビ小説】あんぱん 第13週「サラバ 涙」(63)
千尋は戦死、嵩は復員😢【連続テレビ小説】あんぱん 第13週「サラバ 涙」(62)
戦争の後に来るもの😢【連続テレビ小説】あんぱん 第13週「サラバ 涙」(61)
戦争は現在進行形😢【連続テレビ小説】あんぱん 第12週「逆転しない正義」(60)
父のかたき討ちと父との対話😢【連続テレビ小説】あんぱん 第12週「逆転しない正義」(59)
空腹は人を変えてしまう🥚【連続テレビ小説】あんぱん 第12週「逆転しない正義」(58)
太平洋戦争末期における中国大陸の日本陸軍の食糧事情😢【連続テレビ小説】あんぱん 第12週「逆転しない正義」(57)
宣撫工作の効果について😢【連続テレビ小説】あんぱん 第12週「逆転しない正義」(56)
中国戦線と井伏鱒二💣【連続テレビ小説】あんぱん 第11週「軍隊は大きらい、だけど」(55)
もう後戻りはできない🚢【連続テレビ小説】あんぱん 第11週「軍隊は大きらい、だけど」(54)
嵩は生かされる運命なのか?💛【連続テレビ小説】あんぱん 第11週「軍隊は大きらい、だけど」(53)
どうして嵩はそこでそういうミスをするかな~間抜け!🐎【連続テレビ小説】あんぱん 第11週「軍隊は大きらい、だけど」(52)