釜次のフラグと高知県出身の代議士と🍞【連続テレビ小説】あんぱん 第15週「いざ!東京」(73)
高知県出身の代議士
こんにちは
猫好き父さんです
東京出張が
単なる
物見遊山で終わらないようにね
それにしても
遂に
釜次にフラグ立ちましたね
あらすじ
『月刊くじら』創刊号は二日で二千部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。さっそく次号の特集について編集会議をするのぶ(今田美桜)たち。すると、岩清水(倉悠貴)から東京での取材案が挙がる。そんな中、広告費を回収しに質屋へ向かったのぶと嵩。
出演
【出演】今田美桜,北村匠海,江口のりこ,河合優実,倉悠貴,斉藤暁,小倉蒼蛙,佐古井隆之,浅田美代子,吉田鋼太郎
【作】中園ミホ
戦後東京で活躍した高知県出身代議士
終戦直後の混乱期から復興期(1940年代後半〜1950年代前半)までを含めると、中央政界(東京)で活躍した高知県出身の代議士は、吉田茂以外にも、より多くの人物が挙げられます。
この時期は、日本の政治体制が大きく転換し、新たな政党が生まれ、多くの政治家が戦後の国のあり方を模索した激動の時代でした。
以下に、その時期に活躍した主な高知県出身の代議士を挙げます。
吉田 茂(よしだ しげる)
最も中心的かつ突出した人物。複数回の首相を歴任し、戦後日本の骨格を築きました。
武市 熊吉(たけいち くまきち)
戦前から衆議院議員を務め、終戦後の総選挙でも当選し、戦後政治の動向に関わりました。日本自由党→民主自由党→自由党と、吉田茂の属する保守本流政党で活動しました。
西村 栄一(にしむら えいいち)
日本社会党の有力議員として活躍しました。戦後の混乱期から政界で頭角を現し、社会党内の右派に属し、党の主要ポストを歴任しました。吉田政権とは対立する立場でしたが、戦後政治の主要なプレイヤーの一人です。
川村 善八郎(かわむら ぜんぱちろう)
衆議院議員。戦前から活動しており、戦後も日本自由党や民主自由党などの保守系政党で活動しました。
田村 秀夫(たむら ひでお)
衆議院議員。戦後、社会党系の政治家として活躍しました。
中島 正一(なかじま しょういち)
衆議院議員。戦後、保守系の政治家として活動しました。
山原 健三(やまはら けんぞう)
衆議院議員。日本社会党の左派に属し、戦後の労働運動や平和運動にも関わりました。
(後年の活躍者として)浜田 幸一(はまだ こういち)
国会議員としての本格的な活躍は1960年代以降ですが、彼も高知県出身で、戦後間もない時期から政治の世界に足を踏み入れています。
この時期は、自由党(保守)、社会党(革新)の二大勢力が形成され、それぞれが戦後の日本の方向性を巡って激しく議論を交わしました。上記で挙げた人物は、それぞれの立場で国会や党内で重要な役割を果たし、戦後の混乱からの復興、そして日本の民主化と経済発展に貢献しました。
吉田茂ほど多くの首相を務めた人物はいませんが、彼らもまた、戦後日本の礎を築いた高知県出身の重要な政治家たちと言えるでしょう。
終戦直後の日本の議会制度
終戦直後の日本の議会制度は、戦前の大日本帝国憲法下の帝国議会から、連合国軍総司令部(GHQ)の占領下での改革を経て、現在の日本国憲法下の国会へと大きく変革を遂げた、激動の時期でした。
1. 終戦直後(1945年8月〜1947年5月):大日本帝国憲法下の帝国議会
終戦時、日本の憲法は大日本帝国憲法(明治憲法)であり、議会は帝国議会でした。
しかし、GHQの占領下に入ると、その実質的な運用は大きく変化しました。
構成:
貴族院: 皇族、華族、勅任議員などによって構成され、非民選でした。
衆議院: 公選議員によって構成され、民選の議院でした。
権限:
立法権は両院にありましたが、貴族院が衆議院と対等の権限を持ち、衆議院の優越は限定的でした。
天皇大権のもと、政府の権限が強く、議会による政府への統制力は限定的でした。
GHQの影響:
GHQは、日本の民主化を最重要課題とし、帝国議会に対して様々な指示や勧告を行いました。
特に、戦前の軍国主義や天皇制を支えたと見なされた議員の追放(公職追放)が進められ、議会の構成員が大きく入れ替わりました。
2. 民主化への移行期:衆議院議員総選挙と婦人参政権
終戦後、GHQの指示により、早期に民主的な選挙が実施されました。
1946年4月10日:第22回衆議院議員総選挙
これが戦後初の総選挙であり、最も画期的な出来事の一つが婦人参政権の実現でした。戦前は男性のみに選挙権がありましたが、この選挙から20歳以上のすべての男女に選挙権と被選挙権が与えられました。
この選挙により、多くの新人議員(特に女性議員)が誕生し、議会の構成は大きく変化しました。
3. 日本国憲法の制定と国会への移行(1947年5月以降)
1947年5月3日に日本国憲法が施行され、日本の議会制度は根本的に変わりました。
帝国議会から国会へ:
帝国議会は廃止され、新たに国会が設置されました。
国会は、「国権の最高機関」であり、「国の唯一の立法機関」と規定され、民主主義における議会の中心的な地位が明確にされました。
二院制:
衆議院と参議院の二院制が採用されました。
衆議院の優越: 予算の議決、条約の承認、内閣総理大臣の指名、法律案の再議決などにおいて、衆議院に参議院よりも優越した権限が与えられました。これにより、衆議院の民意をより強く反映する仕組みとなりました。
参議院: 従来の貴族院に代わる存在として設置されましたが、貴族院のような特権階級の代表ではなく、国民の選挙によって選ばれる「良識の府」としての役割が与えられました。
全議員の公選:
貴族院に代わる参議院も含め、両院のすべての議員が国民の直接選挙によって選ばれることになりました。これにより、議会の完全な民主化が図られました。
議院内閣制の徹底:
内閣は国会に対して連帯して責任を負い、内閣総理大臣は国会の議決で指名されるなど、議院内閣制が徹底されました。これにより、議会が政府をコントロールする力が強化されました。
このように、終戦直後の日本の議会制度は、GHQの指導と日本自身の改革努力によって、短期間のうちに権力の中枢たる議会が、国民の代表機関としての地位を確立し、民主主義国家日本の礎を築いていきました。
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