健太郎はなぜ博多弁が抜けないの?🥖【連続テレビ小説】あんぱん 第22週「愛するカタチ」(108)
健太郎はなぜ博多弁が抜けないの?
こんにちは
猫好き父さんです
決してうまくはない
高橋文哉さんの博多弁ですが
すっかり
聞き慣れてしまいました(笑)
メイコはあんぱんの世界では二児の母親ですが
朝と夜のギャップが凄い!
あらすじ
嵩(北村匠海)の詩集が出版されることになり、喜ぶのぶ(今田美桜)。八木(妻夫木聡)のアイデアで変わった場所で開かれたサイン会は、嵩の心配をよそに盛況のうちに終わる。数日後、柳井家を訪れたメイコ(原菜乃華)は、のぶと嵩のやりとりをうらやましそうに見ていた。その後、三姉妹で集まった蘭子(河合優実)の部屋で、メイコは秘めた願いを語る。嵩から話を聞いてうろたえる健太郎(高橋文哉)に、のぶは詩集を開き…。
出演
【出演】今田美桜,北村匠海,河合優実,原菜乃華,高橋文哉,田中俊介,齊藤友暁,西村雄正,佐藤礼菜,森寧々,妻夫木聡
【作】中園ミホ
ふうたんぬるか
博多弁の「ふうたんぬるか」について。
「ふうたんぬるか」の意味
「ふうたんぬるか」は、人の動作や態度が**「のろい」「ぐずぐずしている」「どんくさい」「要領が悪い」**といった様子を表す博多弁です。標準語の「とろい」や「ぐず」に近いニュアンスですが、より博多らしい歯がゆさや、時には愛情のこもった呆れの感情が含まれることがあります。
せっかちな気質の人が多いとされる博多で、言われたくない言葉の一つとしても知られています。
語源
「ふうたんぬるか」の語源ははっきりとは分かっていませんが、「ふうたん」が「愚図」「間抜け」といった意味を持ち、「ぬるか」が「ぬるい」を意味することから、動作がぬるま湯のようにキビキビしていない様子を表していると考えられます。
使い方と例文
主に、相手の行動が遅いことに対していらだったり、呆れたり、あるいは叱咤激励したりする場面で使われます。
のろのろと準備している相手に対して
「なんばしようとや。ふうたんぬるか!」
(何してるんだ。ぐずぐずするな!)
仕事が遅い人を見て
「あいつに任せとったら、ふうたんぬるかけん、日が暮れるばい」
(あいつに任せていたら、要領が悪いから一日かかってしまうよ)
ぼーっとしている子供に
「ふうたんぬるかことせんとき!しゃきっとせんね!」
(どんくさいことしないの!しゃんとしなさい!)
このように、様々な場面で使われる博多ならではの味わい深い表現です。
方言がすぐに抜ける人とそうでない人
地方から東京に上京して暮らし始めた際に、方言がすぐに抜ける人とそうでない人がいるのは、主に以下の3つの理由が複雑に絡み合っているためです。
1. 心理的な要因
地元への愛着とアイデンティティ: 地元への愛着が強く、方言を自分のアイデンティティの一部だと捉えている人は、意識的に方言を使い続ける傾向があります。特に関西出身者のように、自分たちの言葉に誇りを持っている地域ではその傾向が顕著です。
「恥ずかしい」という気持ち: 逆に、方言に対して「田舎っぽい」「恥ずかしい」といったネガティブなイメージを持っていると、早く標準語に切り替えようと意識的に努力します。特に、上京したての頃に方言が通じなかったり、笑われたりした経験がきっかけになることもあります。
周りへの配慮とコミュニケーション: 「方言だと相手に伝わらないかもしれない」という配慮から、自然と標準語で話すようになる人もいます。これは、スムーズなコミュニケーションを重視する人に多く見られます。
2. 環境的な要因
職場や学校の環境: 職場や学校に同じ出身地の人が少なく、周りが標準語話者ばかりだと、自然と標準語に染まっていきます。逆に、同郷のコミュニティに属していると、方言を使い続ける機会が多くなります。
接客業など、不特定多数と話す機会: 接客業など、様々な地域の人と話す機会が多い職業に就いている人は、誰にでも通じる標準語を話す必要性が高まるため、方言が抜けやすくなります。
付き合う相手: 標準語を話すパートナーができると、その影響で方言が抜けていくこともよくあります。
3. 言語的な要因
方言と標準語の言語的な距離: 使っている方言が、標準語のアクセントや語彙と大きく異る場合、習得に時間がかかったり、逆に意識的に直そうとしたりする傾向があります。イントネーションが独特な方言は、自分では標準語を話しているつもりでも、周りからは訛っていると指摘されることもあります。
方言でしか表現できないニュアンス: 方言の中には、標準語ではうまく表現できない微妙な感情や感覚を表す言葉があります。そうした言葉を大切にしたいという思いから、特定の方言を使い続ける人もいます。
これらの要因が一人ひとり異なる形で影響し合うため、方言が抜けるスピードには個人差が生まれるのです。一概にどちらが良いというわけではなく、その人自身の考え方や周りの環境によって、言葉遣いは自然と変化していくものと言えるでしょう。
関西出身の方は上京しても方言を使い続ける
関西出身の方は上京しても方言を使い続ける人が多い傾向にありますね。それには、いくつかの理由が考えられます。
1. 強い地元愛とアイデンティティ
関西、特に大阪は、歴史的にも江戸(東京)とは異なる独自の文化圏を築いてきました。そのため、自分たちの言葉である関西弁を「標準語に劣らない対等な言葉」と捉える意識が強くあります。関西弁を話すことが、自らの出身地への誇りやアイデンティティの表現となっているのです。
2. メディアの影響と全国的な知名度
テレビでお笑い芸人をはじめ多くの関西出身タレントが、全国放送で堂々と関西弁を話しています。これにより、関西弁は「面白い」「親しみやすい」といったポジティブなイメージとともに全国的に知られており、方言を使っても気後れする必要がない、という意識につながっています。
3. コミュニケーションの円滑化
関西人にとって、関西弁は単なる言葉遣い以上に、感情の機微やユーモアを表現するための重要なコミュニケーションツールです。標準語では「ニュアンスが伝わりにくい」「よそよそしく感じる」といった理由から、親しい間柄では自然と関西弁が出ることが多いです。
4. 「変える必要がない」という意識
他の地域の方言話者の中には、「田舎者だと思われたくない」「恥ずかしい」といった理由で標準語に変えようと努力する人もいます。しかし、関西出身者には、自分たちの地域が「田舎」であるという意識が低く、首都圏に次ぐ都会であるという自負があるため、方言を無理に変える必要性を感じない人が多いようです。
これらの理由が複合的に絡み合い、関西出身者は上京後も自然体で方言を使い続ける傾向が強いと言えるでしょう。
福岡・博多の場合もそうだけど関西とはちょっと違う
福岡・博多の場合も、関西と同様に地元への愛着が非常に強く、上京後も方言を使い続ける人は多いです。ただし、その背景やニュアンスには関西とは少し違った特徴が見られます。
福岡・博多出身者が方言を使い続ける理由
地元への強いプライドと愛着:
福岡は九州最大の都市であり、「アジアの玄関口」としての歴史や、独自の食文化(ラーメン、もつ鍋、明太子など)、祭り(博多祇園山笠、博多どんたく)に対する誇りは絶大です。この郷土愛が、言葉を大切にする意識につながっています。
方言、特に「博多弁」のポジティブなイメージ:
特に女性が話す博多弁は、語尾に「〜と?」「〜っちゃん」などがつく響きから、全国的に「かわいい」という非常にポジティブなイメージを持たれています。そのため、上京しても恥ずかしさを感じにくく、むしろコミュニケーションを円滑にするためのチャームポイントとして意識的に使う人もいます。
親密さを生むコミュニケーションツール:
博多弁は、標準語に比べて相手との距離を縮めやすい、温かみのある表現が多いです。初対面でも方言を交えて話すことで、親しみやすさを演出し、早く打ち解けるためのツールとして機能することがあります。
関西との違い
一方で、関西出身者と比べると、以下のような違いも見られます。
TPOによる使い分けの上手さ:
関西の人がどんな場面でも関西弁を貫くことがあるのに対し、博多の人は公の場やビジネスシーンでは意識して標準語を話し、プライベートな場面では方言に戻る、というように柔軟に使い分ける人が比較的多い印象です。これは、関西ほどの「標準語への対抗意識」が強くないことの表れかもしれません。
メディアでの立ち位置:
関西弁が「お笑い」などを通じて全国区の「第二の公用語」的な地位を確立しているのに対し、博多弁はあくまで「魅力的な地方方言」の一つとして認識されています。そのため、常に博多弁で通すのではなく、その魅力が効果的に伝わる場面で「武器として」使う、という感覚に近いかもしれません。
まとめると、福岡・博多出身者も強い地元愛から方言を使い続ける傾向にありますが、その理由は「対抗意識」よりも「ポジティブなイメージ」や「親密さの演出」に重きが置かれています。そして、状況に応じて標準語と巧みに使い分ける柔軟さも持ち合わせていると言えるでしょう。
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— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) August 27, 2025
久しぶりに2人で出掛けたメイコと健太郎❣
嵩が書いた詩「えくぼの歌」が2人の心をつなぎました✨
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